【プログラム】
午前 セッションA/B (どちらか一方を選択してご参加ください)
午後 ①セッションC/D (どちらか一方を選択してご参加ください)
②全体会議(全員参加のセッションを予定しております)
※終了後に懇親会がありますので、ぜひそちらもご参加ください。
セッションA 「寺院・僧侶の日常がNPOであり、ボランティアではないか」
阪神・淡路大震災以後の神戸で、さまざまな関わり方で活動を続けてきた経験の中で培った、寺院という“場” “コミュニティ”や、自らを含めた僧侶という“人材”の使い方・生かし方。さらには社会的な寺院・僧侶のあり方・重要性を、具体的な事例を紹介しながら新たな可能性を探っていきましょう。
(藤井隆英・36歳・曹洞宗)
セッションB 「お坊さんが病院で働くということ~末期医療の現場から~」
現在、新潟の長岡西病院ビハーラ病棟(仏教ホスピス)でビハーラ僧として勤務し、年間百数十人の末期癌患者の看取りに携わっています。死の臨床で出会った人々や言葉等も紹介しつつ、そこであらわになる宗教的なケアの必要性、僧侶として彼らとどう関わるか等、いのちの現場から見えてくる「これからの仏教」について一緒に考えましょう。
(中下大樹・31歳・浄土真宗)
セッションC 「伝統的な手法による寺院の活性化」
写経会、写仏会、法話会、御詠歌、音楽会、落語会、子ども会、夏祭り、お餅つきなど、お寺という空間を最大限に活用する方法、伝統的な手法による寺院の活性化を考えます。同じ活動をする僧侶の情報交換の場、ネットワーク作りのきっかけにもなればいいですね。
(飯塚秀誉・39歳・真言宗)
→関連URL:飯塚さんが副住職をおつとめの蓮華院さん
セッションD 「自殺志願者になにができるか」
友人三人の自殺を機に、インターネットで「死にたい人」の集まりを作りました。一人で考え込まないように、死にたくなってしまう人同士が話し合ったり、オフ会をしたりする場になっています。その中で親しい人が自殺をして「生きにくいよ、とにかく生きにくい、死ねて良かったと思う。私自身も早く死にたい。」と、言っている方の事例を皆さんと検討していきたいと思います。
(根本紹徹・34歳・臨済宗)