BBA‼ 8th.開催!  

ボーズ・ビー・アンビシャス!! は、数えるところ8回目となりました。
昨年12月、BBAアドバイザーの上田紀行氏がダライ・ラマ法王を訪問。
日本仏教の現状や可能性について、二日間におよぶガチンコ対談。
鋭く突っ込む上田氏! 身を乗り出す法王!
二人の思いは、がんばれ仏教! これを見たら、じっとなんかしていられません。
そこで、午前中はその貴重な対談映像を上田氏がプレゼンテーションします。
午後からはダライ・ラマ法王の言葉を受けての話し合いです。
本気で仏教を、やっている! やりたい! やれるかな・・・? という皆さん!
一緒に語りませんか?

上田紀行塾長よりメッセージ  

今回のボーズ・ビー・アンビシャスは何があっても万難を排して駆けつけてほしい、
IMGP2097.JPGそしてダライ・ラマ法王の本音に出会ってほしい!
心からそう思います。

午前中は、私が昨年インドで行った対談のビデオを見ます。
2時間ぶんくらいを、ドカンと見せます。
そこでのダライ・ラマに驚くことでしょう。
ダライ・ラマってこんな熱い人だったのか・・・
こんなきついジョークを放つ人だったのか・・・
こんなすごい人間だったのか・・・
企画組でビデオを見ましたが、見終わって皆びっくり、呆然・・・・

「慈悲ある仏教者は社会的不正に対して怒るのが当然だ」
「怒りを原動力として修行と菩薩道に邁進しろ!」
「仏教者には捨てるべき執着と持ち続けるべき執着がある」
「宗教者は自らが人々の搾取者となりうることを自覚しろ」
「日本人には大きな責務がある」
「日本の仏教者には言論の自由と自己責任が必要だ」
・・・・・ほか、まだまだたくさんスゴイことをおっしゃってます。

そして、それをおっしゃるダライ・ラマの表情、
ある時は怒り、ある時は大声で笑う。
ほとばしるオーラにどうか触れてください。
決定したテーマは「ダライ・ラマからの挑戦状 -本気で仏教をやっているか?-」
ビデオを見れば、本気になります。
ここで本気にならなければ恥ずかしいと、魂からのエネルギーが湧き上がってきます。
そして午後は皆で熱く語り合いましょう!

インドでの対談は『目覚めよ仏教!―ダライラマとの対話』(NHKブックス)として6月末に出版されますが、参加者の皆さんは、本では分からない、その肉声に、その表情に触れていただくことができます。
「本気の」ダライ・ラマ法王と、ぜひ出会ってください!

                                  上田紀行

上田 紀行 (Ueda Noriyuki)
1958年東京生まれ。文化人類学者。スリランカに2年間赴いて、民俗仏教である「悪魔祓い」と仏教思想に基づく農村開発運 動「サルボダヤ」を研究し、帰国後「癒し」の概念を日本で最初に提唱。毎日新聞論壇時評、NHKスペシャル、「朝まで生テレビ」への出演など、メ ディア上でも活躍。 96年より「21世紀のネオリーダーを育成する」との理念のもとに創設された、東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻(VALDES)准教授。講義 にディスカッションやワークショップ形式を取り入れるなどの試みを行っており、2004年度「東工大教育賞・最優秀賞」(ベスト・ティーチャー・アワード)を学長より授与された。2005年には米スタンフォード大学仏教学研究所客員研究員として留学し、「仏教は今日的問いにいかに答え得るか」の講義(全20回)を行った。【http://www.valdes.titech.ac.jp/~ueda/】

【 著書 】
『覚醒のネットワーク』(カタツムリ社)、『宗教クライシス』(岩波書店)、『癒しの時代をひらく』(法蔵館)
『日本型システムの終焉』(法蔵館)、『親鸞と暗闇を破る力』(講談社・高史明氏、芹沢俊介氏との共著)
『がんばれ仏教!-お寺ルネサンスの時代』(NHKブックス)、『生きる意味』(岩波新書)
『存在の大地』(東本願寺出版部・高史明氏、芹沢俊介氏との共著)
『「生きる力」としての仏教』(PHP新書、町田宗鳳氏との対談集)

午後の選択テーマ  

【プログラム】
▶ 午前   上田紀行氏によるビデオプレゼンテーション
▶ 午後   分科会(気になるテーマを一つ選んで参加してください。)
▶ 全体会 
※終了後に懇親会がありますので、ぜひそちらもご参加ください。

午後の話合いでは、以下の3つのテーマから一つを選んでいただきます。
◆ 慈悲ある自分

ダライ・ラマ法王はおっしゃいます。人に対して思いやりを持つためには、“まず自分自身に思いやりを持つこと”が必要だと。“慈悲ある自分”って?“慈悲ある人間性を築く”って?
どんなお坊さんでありたいのか、みんなで語り合ってみましょう。


◆ 慈悲ある他者

日常的にお付き合いする人達と気持ちを伝え合うのは、なかなか難しいですよね。ひとりひとりを、利他的で思いやりある存在にしていくためには、どうしたらよいのでしょうか。
身近な例を持ち寄って考えてみましょう。


◆ 慈悲ある社会

世の中を動かしている様々なルールや価値観の中で、私たちを生きづらくさせているのは何か? それに対して仏教者は何ができるのか?
これまでの経験や現在の活動を踏まえ、これからの可能性について探りましょう。

参加要項

 【日程】    2007年6月8日(金)友引 10:00~17:00 ※開場:9:30
 【対象】    青年僧侶、寺族
 【参加費】   2000円 (希望者のみ別途:昼食代800円・懇親会費1000円)
 【申込】    必須となります。下記参加申込よりお申込ください。
 【注意】    ダライ・ラマ法王の著書、または関連書籍をなにかしら読んでご参加ください。

会を終えて・・・参加者所感(一部抜粋)

Q.ダライ・ラマ法王と上田紀行氏の対談ビデオはいかがでしたか?
・ “慈悲の心からの怒り”という言葉が心に残りました。怒りをネガティブなものではなく、ポジティブなものにしていく。“慈悲”ということが自分自身、言葉でわかっていても、本当の意味でわかっていないので、もう少し勉強していかねば。
・ 刺激的な内容で、自分自身について振り返ってみることができた。嬉しい挑戦状でした。
・ チベット仏教、チベット亡命政府の代表としてのダライ・ラマ法王ではなく、一人の僧侶としての仏教観を話していただいたような気がした。生涯を僧侶としてつらぬく姿を見て、日本の多くの僧侶の職業的な姿との温度差を感じた。
・ ダライ・ラマ法王を知っているようで何も知らなかった自分。もっと他国の仏教徒の政治や歴史も勉強する必要性を感じた。
・ 自分個人のモチベーションを大事にする事、怒りや執着でも持つべきものもある事…新鮮でした。また、言われて深く納得のいく言葉でした。特定の教義や個人の体験に収まらないことで伝えたいものを伝える熱意の尊さを感じた気がします。

Q.セッションはいかがでしたか?
<慈悲ある自分>
・ 色んな宗派の方々の意見を聞かせて頂き、大変勉強になりました。皆さん、仏教徒としてどう生きるべきか、悩みながらも前に進んでいこうとされていて、パワーをもらえました。
・ 宗教間対話の難しさを感じた。信仰心が篤いほど軋轢が生じてしまうのか。お互いの宗教を尊重することと、理解しあうことがいかに結びついていけるのか。
・ 「理想の僧侶とは?」という設問では、他宗の方々と概ね共通した答えとなりました。宗派の垣根は低いものと感じました。

<慈悲ある他者班>
・ 少人数でよく話を聞くことが出来ました。雰囲気は最高に良くてまだ時間が足りないと思ったくらいです。求めることを欲する、ということで、慈悲を求めることもある意味、有意義なのかと思いました。
・ 他者とのつながりの中で、近い存在にどう伝えていくのかが難しいと思った。

<慈悲ある社会班>
・ 周囲の仏教者で様々な社会的活動をしている方と知り合う事ができ、自分も勇気付けられたし、刺激を受けた。
・ お題が得意ではなかったので最初は苦しみましたが、グループで話し合ううちに深まり、自分なりの問題意識に取り込めた気がします。


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