BBA‼ 9th.開催!  

2けたの大台も目前!第9回ボーズ・ビー・アンビシャス!!のお知らせです。

今回のテーマは、これまで何度も議論の及んだ大難題、「世襲と発心」について。
一方では現代の社会的責任ある住職、他方では「発心」した求道者・伝道者たる僧侶。2つの像の間で板ばさみのまま、現実と格闘するお坊さん
…むしろ悩まないほうがおかしいのでは!?

地域・宗派・性別等の違いや、もちろん「世襲」でない場合も含め、
お坊さんや寺族の方の抱える悩みはさまざまですが、
いろんな立場から「世襲」の良いとこ・悪いとこを出し合えば、
本当の問題・課題のありかも見えてくるはず!
意外と知らない他の立場の人と一緒になって、自分のこと、次世代のこと、
意見をぶつけ合ってみましょう!!

世襲と発心。あなたなら自分の立場をどう思う?  

【プログラム】
▶ 午前   全大会
▶ 午後   グループ討論
※終了後に懇親会がありますので、ぜひそちらもご参加ください。


僧侶になった理由、お寺を継ぐ理由、抱えている思いなどには、例えばどんなケースがあるのでしょうか。そして、あなたはどんな考えを持っていますか?

あるお寺生まれ男子A

レールに乗ることに反発もあったけど、まわりの期待を裏切れずに、僧侶になった。
最近、こんなモチベーションでいいのかなと疑問に思う。
やっぱり胸張ってやりたいよね。


あるお寺生まれ男子B

仏飯を頂いて育った自分、僧侶の父親を間近に見てきた自分。
寺は簡単に継げて色々と楽だね、なんて言われてるけど、
檀家さんのためにも、見ず知らずの他人に任せる訳にはいかないんだ。


あるお寺生まれ女子

継げ、とも、継ぐな、とも言われなかったけど、得度してみて分かった。
女だって、僧侶になれるよ。
でも、どうして当然のように、男に継がせようとするの? 
どうして当然のように、自分の子どもに継がせようとするの?


ある在家生まれ男性

仏教のすばらしさを1人でも多くの人に伝えるためにも、いつか自分のお寺を持ちたいな。
でも、お寺はほとんどが世襲だし、小さい頃から知っているお寺の子のほうが、檀家さんは親しみが持てるのかな…?


ある在家生まれの入り婿

寺に生まれたわけじゃないし、発心したわけでもなかったけど、
愛する人のため、決心してお坊さんになった。
でも婿、婿と言われ続け、お坊さん社会のしきたりには戸惑ってばかり。
引け目がある分、人一倍頑張ってるつもりなんだけどなあ…

参加要項

 【日程】    2007年11月26日(月)友引 10:00~17:00 ※開場:9:30
 【対象】    青年僧侶、寺族
 【参加費】   2000円 (希望者のみ別途:昼食代800円・懇親会費1000円)
 【申込】    必須となります。下記参加申込よりお申込ください。
 【会場】    萬年山 青松寺(東京都港区愛宕 2-4-7)

会を終えて・・・参加者所感(一部抜粋)

Q.午前中はいかがでしたか?
・ 宗派を超え多くの人の意見が聞けて参考になった。世襲のとらえ方も人それぞれだなぁと感じた。
・ 似た境遇の方が居るとわかり、又話合えて有意義でした。ポストイットで貼るという方法は意見が短くまとめられて、一目で分かりやすくなるので良い方法だと思います。
・ 世襲に関して思いもよらない意見があり、参考になりました。同じ立場の方と意見交換ができ、大変よかったと思います。自分の勉強不足を改めて感じた。
・ 多くの人の意見を聞くことができて非常によかった。自分では考えもしなかったことや、少し考えていたことでもそれに関する深い意見を聞けてよかった。特に寺族の方の子供をもつことへのプレッシャーという意見は印象に残った。
・ 世襲批判が多くて驚いた(私も批判的ですが)、ディベートではないにしても、世襲について是非それぞれのポイントをまとめたほうがわかりやすかったかも。
・ 親子間で住職を相続されるも、それぞれ悩みながら自覚を持って住職をされていることを心強く思いました。
・ 最初は緊張して多くの意見が飛び交う中手を挙げることができず、ある程度自分が考えてきた考えを他人の意見を取り入れながら発表することができなかった。しかし、出自が一緒のペアワークでは出自が一緒といえどもまったく違う意見を持つ人との話し合いになり、自分の意見を自由に言えたのでよかった。自分には想像もつかないような境遇の人がいて楽しかった。
・ 初参加ということもあり、当初は発言しにくい感じであったが、皆さんが活発に意見されるのに引っ張っていただいた。
・ 世襲ひとつだけでも人それぞれポジティブな意見やネガティブなものもありました。しかしながら出身、宗派、寺の出、在家問わず様々な意見が交差したのには驚きでした。
・ 在家の出身者の中でも発心のきっかけは様々なのだなと。宗派によって在家出身の人に対して「法要のありがたみがない」といったクレームがあったと伺って、漠然ととらえていたテーマにかなり温度差がある気がしました。
・ 他宗派の僧侶の方々の話を聞け、ただただ感激と同時に自分が僧侶を意識した清らかな思いがよみがえり今の不甲斐なさも感じた。
・ 自分の立場にとらわれすぎた気がします。自分の問題と他人の問題が同じであるとも感じた。
・ いろいろな経緯で僧侶になった話を聞けてよかった。世襲についてよい面、悪い面の二面があると思った。よい面を生かしていくのかこれからの仏教・寺院にはよいと感じたが、在家の人が寺院に入りやすい環境を作っていくことは仏教界の責任と感じた。


Q.午後はいかがでしたか?
・ グループに分かれての意見交換会は有意義なものであった。自分が発言することで日頃自分が何をどのように考えているのか再確認できてよかった。
・ お互いに立場は異なっていましたが、「世襲」についてはかなり意見を共有できました。世襲制はお寺の「守り」には強いが、家族や社会のあり方が激変している現代社会での「攻め」のお寺の活動においては有効な制度といえるかどうか。
・ 話しやすくてよかった。ちょっとテーマが散漫になったりもしたが、お寺がかかえている問題全体に繋がっていると思うと、それも大事だと思った。
・ 世襲と発心とは次元の違うことだという意見に新たな発見有り。まずは自己の生き様から。
・ 午前中よりも活発に意見が飛び交い自分も刺激を受けました。賛か否を問うのではなく、お互いを尊重しあう場であったのが、より一層見識を深めることができた。ちょうどいい長さの時間でメンバーに恵まれたのでよい話し合いができた。
・ グループディスカッションを「同じ境遇」「バラバラ」の二回に分けて行ったのはすばらしいと思う。
・ 立場の違いを今まで理解できなかったことを反省しました。意見の違いをこれからの宗教活動に役立てそうなので喜んでいます。
・ ディスカッションを通して世襲の良し悪しを肌で感じ取ることができました。自分自身の意見とぴったり合うシーンもありましたし、へ~そうなんだといった場合にも出くわしました。楽しかったです。
・ 深い部分まで話ができてよかったと思います。グループの人数的にも理想的であったと思います。(過去のBBAからも5~6人が一番議論が深まる気がします)
・ 「世襲と発心」という大括りなテーマの中で、親(坊さん)が子に情操教育として宗教を学ばせたいと思うのと、その影響で子が世のためになる仕事(この選択肢に僧侶があるのは、それはそれでよいけど)につきたいと思うのと法人代表役員である住職に能力を問われず就任できる問題は別々。世襲の問題と出世間の問題が混乱したままでは愚痴の言い合いになるよ?…というコメントをした方がいてなんだかすごく感心しました。
・ 寺として僧侶としてすべきこと、悩みが宗派を問わず一緒であることに驚き、勇気を戴いた。問題点が浮き彫りになり、いよいよ大変だと思った。
・ いろんな方の意見が聞けてよかった。同じ仏教者として同じ仏道に立つ人と出遭えてよかった。
・ 世襲か否かではなく、その人その人の心の持ち方しだいだという結論を持つことができた。
・ 世襲という制度が檀家制度と絡み合って自然に檀家との信頼を得ているよい面があると感じた。ただ、この環境の中で伝えるべき仏教の根本や発心という大切なことをどう考えていくのかという課題が残っていると思う。後半の自由発表でそれぞれお寺の活動をどう取り組んでいるのかということを聞けて参考になった。
・ たくさんの立場の人やこれから先の我々仏教徒がなにをすべきかを論じることができた。また、在家出身の方の見方も聞くことができ、今後僧としてやっていく上での参考になりました。


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