2月15日 涅槃会

涅槃会とは

涅槃(ねはん)とは、サンスクリット語の「ニルヴァーナ」の音訳で、煩悩(貪欲・怒り・愚痴)が吹き消された心安らかな状態のことを言います。
また、生命の火が吹き消された状態、つまり入滅、死去のこともあらわしています。c_hasu2w1.gif
日本では、2月15日をお釈迦様の亡くなられた日として、お釈迦さまの亡くなられた様子を描いた涅槃図を掲げ、またお釈迦さまが弟子に与えた最後の説法である「仏遺教経」(ぶつゆいきょうぎょう)のお経をあげ、お釈迦様の死をしのびます。日本では、奈良時代に元興寺でおこなわれたのが最初といわれています。



涅槃像

nehanne31.jpgお釈迦さまは、インド北部のクシナガラ城に近いバッティ川のほとりでお亡くなりになりました。紗羅双樹の木の下で、頭を北に、顔を西に向け、右手を枕にして眠りました。今でも亡くなった方を北枕に寝かせるのはこのことに由来しています。
2001年に破壊されてしまった二体の巨大石仏で有名なアフガニスタンのバーミヤンでも涅槃会に類した法会が行なわれていたことが玄奘三蔵法師の「大唐西域記」に記されていますが、2004年1月、長さ300メートルの巨大涅槃像や大伽藍が砂の下に眠っている可能性がある事がわかりました。