洒水(しゃすい)

mame3901.jpg授戒会の大事なお作法に洒水があります。
洒水とは、お水で洒(あら)うということです。きれいなお水(浄水)には仏・菩薩が宿るといわれます。それよりも何よりも水は生命の源であり、人の三分の二は水でできているのですから私たち自身と水とは切っても切れないのです。この浄水を洒(そそ)ぐことはその場を浄めることなのです。
皆さんも、玄関に打ち水がされているお宅に伺うとなんとなくすがすがしい思いがされたことがおありではないでしょうか?これも一種の洒水でありましょう。このことからお墓参りで水が欠かせないのは当然で、私たちはご先祖のお墓を洒い浄めて供養しているのです。

道元禅師も洒水を大事にされ「菜菓等、いまだきよめずば、洒水して行香行火して後に、三宝衆僧にたてまつるべし」(正法眼蔵、示庫院文)と著されています。授戒会では道元禅師の作法に則り洒水の法がつとめられるのです。