脚下照顧(きゃっかしょうこ)


mame41kutu4.jpg皆さん自宅でもどこにおいても履物を脱ぐ時きちんと揃えておいでになりますか?
「脚下照顧」の語は、文字どおり〈足元をみなさい〉という意味で、この禅語がお寺の玄関などに掲げられているのをご覧になった方も多いのではないかと思います。
「履物を揃えなさい」ということですが実はそれだけではありません。
私たちは何か学ぼうとするとすぐに理念や意味の究明を求め難しく考えがちになってしまいます。この語はそのことをいさめているのです。仏教は自分自身を深く見つめなおして整えようとする教えです。外には真理はなく自分の在りようこそが真理なのです。それを、〈足元を見よ〉の語で顕しているのです。
履物一つのことにしても<おろそかにしてはいけませんよ〉ということです。
難しい理念を求めるのではありません。お話を聞いて、考えて、やってみる、このことが大事です。
それは、私たちの日常生活にたくさんあるのです。