四季

kannnonn21.jpg春は花 夏はほととぎす 秋は月 冬雪さえて 冷しかりけり

美しい日本の四季
その移ろいの中で見せるあらゆる生命(いのち)の多彩な表情
凛として美しく、この世は生命に溢れ、
元々みな輝いているものなのだと気づかせてくれます。

ところで、私共人間はというと、この美しい自然の中に居りながら、すぐに思い煩い、悩みと迷いに沈みうつむいて暮らしていることが多いのではないでしょうか。
実は天地自然が示してくれているように、どの人の生命の内側にも確かに端正にして厳格なる「仏性」が存在しているのです。それは、みずみずしくさわやかにして、はつらつとした働きを私共一人一人の生命にもたらしてくれるものなのです。このことをよく自覚することによって自己を大切にし、他の生命に優しくすることができます。
うつむいた顔を上に向けて、日々を微笑みの好日に展開させ、和合の世の中を広い心で自由に生きていこうではないかと。

道元禅師のこの「本来の面目」と題された御歌を、天上画に表現し、このたび観音聖堂に据付が完了しました。観音像と飛天の絵と扁額と、それぞれがそれぞれに調和し新しいたたずまいを現出しています。
この吉祥の空間でこれから多くの行事が人々の心を輝かせていくことと思います。
今月末日恵まれたご縁を喜ぶカップルが、花嫁さんはウエディングドレスにブーケという装いで結婚式をこの御堂で行ないます。
皆様も寂静の空間にどうぞお出かけください。