お知らせ

催しの開催予定・報告など更新情報を掲載します

青松寺獅子吼林サンガとは

現在の青松寺獅子吼林サンガの活動は、2003年5月に始まりました。
青松寺が現在の地に落ち着いた1600年頃は、寺中に「獅子窟」僧堂があり幾多の人材を輩出していました。明治八年(1875年)、獅子窟学寮内に曹洞宗専門学本校が開校。翌年、駒込吉祥寺の旃檀林と合併し、今日の駒澤大学へと連なっていきました。
大正十二年(1923年)の関東大震災にて堂塔は烏有に帰してしまったのですが、歴代住職と檀信徒の青松寺復興に寄せる篤い願いが、現在の獅子吼林サンガの存在につながっています。
詳しくは、青松菩提場をご覧ください。LinkIcon

獅子吼林サンガは僧侶の修行道場であるほか、僧侶の方を中心とした宗派を超えた勉強会や、一般の方を対象とした参禅会(坐禅会)も開催しています。

青松寺サンガ講座

P1030494.JPG2005年6月より毎月開催しております、青松寺獅子吼林サンガ主催の、基本的に青年僧侶を対象とした勉強会です。
現代において個人の価値観の多様さと、人と人との関わりの希薄さに起因し、死生観は大きく揺らいできており、そのために社会に多くの問題を生じるようになりました。この講座は現代の生と死・死と生を捉えなおして学び、仏教僧としての行動に結びつけていこうとすることを目的としています。
講師またアドバイザーとして看護師さんなどにご参加いただいております。

開催要項

会費/受講料 不要
会場 青松寺
参加対象

僧侶(宗派は問いません)、寺族の方

お問合せ

参加をご希望の方は電話またはメールにて事前にお申込み下さい

03-3431-3514 / seisyouji@basil.ocn.ne.jp




青松寺サンガ講座 目次

一、いのちを学ぶ、いのちに学ぶ
一、宗教と現代
一、サンスクリット語 学習講座
一、東日本大震災と終末期緩和ケアの臨床から
一、これまで開かれた講座

青松寺サンガ講座  

《いのちを学ぶ、いのちに学ぶ》

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青松寺サンガ講座  

《宗教と現代》

現代社会とお寺はその関わりが薄いとよく指摘を受けます。 では、なぜそうなのか。
現代社会から見たらお寺、僧はどう見えるのか。
このことを学ぶことによって自らの在り方と、現代において私たちはどうあるべきかを考えていきたいと思います。

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青松寺サンガ講座  

《サンスクリット語 学習講座Ⅱ》

【日程】2011年2月~2016年3月

講師ラブガマ・ナーラダ師より

言語学習と共に初期仏教の考え方や、古代インドの思想は現代の我々に何を与えてくれるかを考えてみるのが今回の講座の主な目的であります。
サンスクリット語は、古代インドの文献を記された世界で最も古い言語の一つとして知られています。古代インド思想は、自然崇拝、宗教、哲学、医学、数学また天文学などあらゆる分野に広がり、その全てをサンスクリット語を用いて展開してきました。また、文法的な構成も非常に論理的であり、他の言語にあまり見られない個性を有しています。
時代を下りいわゆる大乗仏教の初期経典もサンスクリット語で記されています。また、現在、日本の法隆寺に保存中のサンスクリット語の般若心経の写本は世界で最古の写本でもあります。
今回の講座の前半は、まず基本的な文字や文法からはじまり、実際の発音練習をしながら現在インドで使われている初心者向けのテキストを中心に単純な文章構成を学びます。また、後半には、インド文学の代表作とも言われる『バガワッド・ギータ』や初期仏教文献の『般若心経』などを講読したいと考えています。
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講座詳細

【日時】 毎月第4火曜日 18:30~20:00(受付18時より開始)
【対象】 お申込の方
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講師:ラブガマ・ナーラダ 師

na1.jpgサンスクリット語専攻 スリ・ジャヤワルダナプラ大学 
東京大学大学院 インド哲学・仏教学 博士課程
青松寺獅子吼林サンガ

平成23年2月11日

  青松寺サンガ講座

《東日本大震災と終末期緩和ケアの臨床から》
 ~仏道者の在り方を、共に模索する試み~

【日程】 2014年6月~2015年2月(全9回)
【対象】 青年僧侶の方

髙橋悦堂 師よりご挨拶

この度の獅子吼林サンガ勉強会では、私が東日本大震災以降に経験した事や現在も続けている活動などから、感じた事や考えた事を題材として投げかけ共に分かち合い、仏道者としてのあり方とは何かを一緒に参究したいと思っています。
震災以前、私は地元宮城で生家のお寺を継ぎ僧侶として、檀家さんとの関わりの中だけで生きていくのだろうと漠然と思っていました。しかし、故郷を襲った大震災がそれまで思い描いていた生き方を現実のものとはしませんでした(幸いにも故郷の栗原市は山間のため軽微な被害ですみました。とはいえ、震災関連死者がいなかったわけではありません)。

これから獅子吼林サンガで題材とさせて頂く事柄は、東日本大震災ボランティア、東北大学での臨床宗教師研修、医療福祉分野から求められる宗教者、宗教間連携、在宅緩和ケアを行う岡部医院での活動などです。どれも実際に私が活動してきたこと、または現在も活動していることです。
9月からは東北大学の臨床宗教師研修に参加して学んだことを中心にお話ししたいと思います。震災の苦悩の現場から臨床宗教師研修が生まれた理由、臨床宗教師とは何か?普通の宗教者と何が違うのか?何故、寺院を飛び出していく必要があるのか?
そういう事を話題にして皆さんと共に仏道者の姿を考えていければと思います。

※「臨床宗教師」とは、公共空間で心のケアを行なうことができる宗教者を意味するものとして、英語の「チャプレンchaplain」の訳語として故岡部健(たけし)医師が考案した名称です。(東北大学大学院文学研究科実践宗教学寄附講座HPより)

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講師:高橋悦堂 師

sangatakahasi.jpg宮城県栗原市普門寺副住職
駒澤大学禅学部卒、大本山総持寺安居、
曹洞宗総合研究センター教化研修部門修了、
駒澤大学大学院人文科学研究科仏教学専攻中退

同市内の曹洞宗侶金田諦応師が主催した宗教者による東日本大震災被災者支援活動カフェデモンクに参加し、医療法人爽秋会前理事長 故岡部健氏と出会う。
がんのために余命少ない岡部氏より、僧侶として自分を看取るよう命じられ、岡部氏最期の日々に寄り添う。
その後、東北大学大学院で始まった臨床宗教師研修に参加。
現在、普門寺副住職として勤め、同時に爽秋会の医療機関にて臨床宗教師として活動。在宅緩和ケアを受ける患者さんや爽秋会スタッフのスピリチュアルケアにあたる。
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ゲスト講師(2月~):河原正典(かわはら まさのり)氏

1972年生まれ。2003年、福島県立医科大学卒業。同大学院医学研究科外科学系博士。医学博士。福島県立医科大学第二外科入局後、仙台医療センター、社会保険二本松病院、仙台厚生病院を経て、爽秋会 岡部医院で緩和ケア内科に携わる。現在は、宮城県仙台市を拠点に、在宅緩和医療を行う。

▶ 高橋悦堂 師よりご紹介
河原先生は岡部先生の主治医でもありました。臨床宗 教師にも関心を持っておられ、『俺自身は宗教者が必要とは思わないけど、患者さんの中にはそういう悩みや話がある人もいるから』というスタンスです。仙台に来られた青山俊董師に患者さんと一緒にお会いしたことがあるそうです。その患者さんは以前、青山老師と何度かお会いしたことがあり、その御縁で青山老師との面会を希望されたそうです。河原先生はその時、青山老師と患者さんの関わりを観て、「宗教者ってすげぇな」と思われたそうです。河原先生が宗教者と医療の関係をどのように考えているのかも含め、勉強会でお話し頂きたいと思います。

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各月の講座内容

6月 震災と仏教者 圧倒的な悲しみを前にして。震災直後の火葬場供養読経
7月 震災と仏教者 苦に寄り添う仏教者は何をすべきか。カフェデモンク・居室訪問活動
8月 被災地で活動する宗教者をお招きし、話材提供して頂き対話する
9月 臨床宗教師とは/寺院や教会などを飛び出して/魂のケア
10月 臨床宗教師とは/宗教の始まりは感動する事/宗教間協力
11月 私が体験した苦の現場/心の相談室の電話相談
12月 岡部健医師との出会い/生老病死は医療福祉の管轄か/宗教者と多業種の連携
1月 岡部医院での活動/
   私の病気が治るように、祈って下さい。私が関わった患者さんの事例から
2月 岡部医院河原医師をお招きし、話材提供して頂き対話する

■「終末期医療とはなにか」
① 患者さんとの対話の仕方 看護専門学校副教育主事
② ターミナルケアを学ぶ 看護専門学校副教育主事
③ 慈恵医大病院緩和ケアチーム医師・井上大輔氏
■「看護のこころ」看護専門学校副教育主事・病院看護師
■「在宅医療とは」訪問看護師
■「がん患者と家族・遺族の会゛どんぐりの会゛」
■「千葉県鴨川市 亀田総合病院チャプレン訪問」松田卓氏 
■「東尋坊で自死者と対峙して」NPO法人 心に響く文集・編集局代表・茂幸雄氏
■「仏者の観た生死の現場」臨済宗僧侶、医学生・対本宗訓師
■「エンゼルメイク(死化粧)に学ぶ看取りのこころ」小林照子氏
■「死生観と宗教そして現代」久保田展弘氏(宗教学者)
② 唯一神教のはじまりと生・死-
③ キリスト教:救世主と最後の審判
④ イスラム教:神の認識と殉教
⑤ バルカン半島と20世紀:民族の共存と対峙
⑥ ウパニシャッドの思想と仏教の発生:輪廻・涅槃
⑦ 生死を超えるもの:インドの歴史観と生と死の思い
⑧ 中華思想と宗教:無の現実
⑨ 多民族世界における仏教が持つ意味
■「治療的立場に立たない役割」前田宥全師(曹洞宗正山寺住職)
■「人間にとって性とは何か
① 高柳美知子氏(人間と性教育研究所所長)
②‘性同一性障害’を知っていますか? 高柳美知子氏×虎井まさ衛氏 2/21
■「 医療者として個々人の悩みにどう応えるか」
    -精神科医という立場で考える病者への支援- 龍庸之助先生(精神科医師)
■「人権を考える」
① 〔731細菌部隊〕元隊員の証言 高柳美知子氏×篠塚良雄氏
② あなたは日本軍の三光作戦を知っていますか? 高柳美知子氏×坂倉清氏
■「苦しむ人に寄り添うこころ~患者さんを支援して~」曽我千春氏 3/16
■「『いのちの根を共にして』生と死をめぐる旅から 1・2」吉田敏浩氏
■「仏教と仏教学に対する西洋人の興味」ユベール・デュルト教授 7/11
■「生と死の教育」庄司進一先生
臨床人間学とは、わたしの老後、いま、わたしが病んだら、あなたは白血病の長女の治療のために第2子を産みますか?、脳死になったわが子の臓器提供、私が交通事故で下半身麻痺になったら、どうして自殺するのか?あなたの友人が自殺したら?
■「宗教史にみる日本人の生と死と死後への思い①~」久保田展弘氏 9/5
■「なぜ子どもに<死>を教える?~死生観教育と寺院の役割~」カール・ベッカー氏 4/11
■「心という治癒力をひきだす『傾聴』の基本技術」佐伯俊成氏 5/14
■「いのちと現代を考える死生学講座①~」古澤有峰氏 6/21
■「トラウマを持つ人のケア」小西聖子氏 9/2
■「家族再生の道」信田さよ子氏 1/29
■≪死生観と宗教そして現代≫第三期「仏教が現代に向き合うとき」久保田展弘氏
■「いのちと現代を考える死生学講座」古澤有峰氏

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